冬のソロキャンプで「ワンティグリス ソロホームステッドTC × 薪ストーブ」の組み合わせは大人気。
しかし、意外と情報がなく「本当に安全に使えるの?」「設置ってどうやるの?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか?私もその一人でした。
今回は、実際に薪ストーブを使っている私が、ソロホームステッドTCでの設置方法・注意点を簡潔に解説します。
薪ストーブ初心者でも安心して参考にできる内容です。
この記事を読むことで
- ワンティグリス ソロホームステッドTCは薪ストーブ対応テント?
- ワンティグリス ソロホームステッドTC薪ストーブ設置の基本手順
- ワンティグリス ソロホームステッドTCで実際に使用しているギア参考例
- ワンティグリス ソロホームステッドTC薪ストーブ使用時の注意点
について知ることができます。

ワンティグリス ソロホームステッドTCは薪ストーブ対応テント?

ワンティグリス ソロホームステッドTCは、薪ストーブ対応の数少ないテントの一つです。公式サイトにもしっかりとした記載があり、人気のあるパップテントです。ソロキャンプで使用されている方が多いようですがカップルやお子様など2人ぐらいでも使用もできる十分なスペースを確保できるテントだと思います。
薪ストーブ対応テントと言われている理由
- 天井に煙突ポートが標準装備(耐熱スリーブ付き)
- 火の粉に強いTC素材(ポリコットン)
- フロアレス構造で地面に直接ストーブを置きやすい
(注意点)ナイロン製の「通常版ソロホームステッド」は薪ストーブNGなので注意!

ワンティグリス ソロホームステッドTC薪ストーブ設置の基本手順
ここでは実際、私が行っている薪ストーブ設置の基本手順を紹介します。またこの設置方法はワンティグリス ソロホームステッドTC以外にも汎用できる内容だと思うので参考にしてみてはいかがでしょうか!!
① 設置場所を決める
出入口付近の隅の天井に煙突ポートが標準装備されているので煙突が垂直に伸ばせる場所に設置するのが一番楽です。

② 地面保護を行う
フロアレスでもグランドシートを設置したフロア確保でも必ず防炎シート or ストーブマットを敷いてください。火の粉が飛ぶことがありますので火の粉対策は必須です。

③決めた設置場所に薪ストーブを置く
①で決めた設置場所に②の地面保護を行ったら薪ストーブ本体を置いてください。

④ 煙突を接続する
テントの煙突ポートに通してください。煙突ポートには必ず煙突ガードをつけてください。※付けていないと煙突の熱でポート周辺から焼けてしまう恐れがあります。煙突はかなり高温になります。めっちゃ熱いです!!

⑤ 通気を確保
薪ストーブ設置が完了し薪ストーブに火を入れる前に必ず吸気を確保し、定期換気を忘れずに行ってください。火をつけた瞬間に一酸化炭素は発生すると言われています。少し寒いかもしれませんが我慢してください!

⑥ COチェッカーを設置
COチェッカーを設置は必ず行ってください。無いと本当に危ないです。設置場所はテント内の上部につけたら良いと思います。ちなみ私は煙突ガードのネジ部分に引っ掛けて使用してます。

必ず6項目を守って安全に薪ストーブを体験してみてください!!
ソロホームステッドTCで実際に使用している薪ストーブギア参考例

実際に私がソロホームステッドTCで使用している薪ストーブはじめ各ギアを参考までに紹介しようと思います。以前の記事でもお伝えしましたが、私は広々としたフロアを確保したかったこともあり、コンパクトな薪ストーブを使用しています。そのため皆さんがどういう薪ストーブ体験をしたいのかにもよりますので参考程度にしていただければと思います。
私が使用している薪ストーブ各種ギア
- 薪ストーブ:A.S.F. OUTDOOR MAKIng Stove
- 防炎シート:A.S.F. OUTDOOR MAKIng Stoveに付属されていたシート
- COチェッカー:日本語音声式一酸化炭素チェッカー
- 断熱マット:temuで購入した銀マット
- 煙突パーツ:A.S.F. OUTDOOR 煙突2本セット直径6cm(延長のため2セット購入)
- ストーブファン:Signstek ストーブファン
- 煙突ガード:Chosenal 煙突ガード キャンプ メッシュテントプロテクター small




MAKIng STOVEを使用する際の要チェックポイント
ソロホームステッドTCの煙突口は、地面から1.6mの位置にあります。そのためMAKIng STOVEに標準で付いてくる煙突のみだとテントから1.0m離すことを考えると足りません。そのため延長煙突が4本程度必要で別途、購入する必要があります!


ワンティグリス ソロホームステッドTC薪ストーブ使用時の注意点

薪ストーブを使用する際は本当に注意が必要です。大事故につながる恐れがありますので必ず下記の注意点を読んでいただき薪ストーブを使用した冬キャンプを楽しんでください!!
- 寝るときは必ず火を消すこと!
- ストーブとコット・荷物との距離は最低30cm以上を確保
- 薪サイズは事前に調整しておく
- 換気はこまめに行う
- COチェッカーを設置
- 地面保護を必ず行う
- 煙突とテントは必ず最低1.0mの距離を確保
- 煙突はガイロープで固定する
まとめ:ソロホームステッドTCは薪ストーブ設置に最適なテント
ワンティグリス ソロホームステッドTCは、薪ストーブに対応した数少ないソロ用TCテント。
設置方法のポイントさえ押さえれば、冬でも快適にポカポカと過ごせる理想の空間が完成します。
重要ポイント
- TC素材・煙突ポート標準装備で薪ストーブ対応済みの数少ないテント
- フロアレス構造で地面直置きのストーブ設置がしやすい
- 薪ストーブは“コンパクトモデル”推奨(室内スペース確保のため)
- 薪ストーブ設置の基本手順は「設置場所」「地面保護」「換気」「COチェッカー」が必須
- 使用時は「火の消し忘れ」「煙突の熱・距離」など火災&中毒リスクに十分注意
- 延長煙突・煙突ガード・断熱マットなどの周辺ギアも忘れずに
- 安全対策を守れば、真冬でも快適に過ごせるソロテント空間が実現できる!
ぜひこの記事を参考に、安全第一で冬キャンプを楽しんでください!
今後は実際の「設営手順」や「冬キャンプの運用例」も記事にしていくので、ぜひ下の関連記事もチェックしてみてください👇
最後までお読みいただきましてありがとうございました!


